東京混声合唱団 いずみホール定期演奏会 No.23 終演!

昨夜、東京混声合唱団さんに混ぜていただき、大阪城の近くのいずみホールで歌ってきました。
こちらの公演です。
先週は東混ゾリステンという、少人数アンサンブルのお仕事をやらせていただきましたが、今回は東京混声合唱団の本体(?)に加えていただきました。
以前、マーラーの交響曲を歌うときの大合唱団(本当に凄い人数だった…)の一員として歌ったことはあるのですが、東混の正団員だけの編成で歌うのは初めてのことでした。

初日のリハーサルは緊張したのを覚えていますが、みなさまとても温かく迎えていただき、リラックスして参加することが出来ました。
ロシア語発音指導はデニス・ビシュニャさん
指揮の髙谷光信さんの義理の弟さんとのこと
僕がまだ高校生か大学生になりたての時期に、越谷ピースフルコンサートでバスのソリストを歌われていたことが印象に残っていました。
オリンピックに向けたアンセム録音プロジェクトでも発音指導があるそうですが、外国語の発音の指導者とのコネクションが羨ましい。
先週の静岡公演に引き続き、いずみホールもとても良いホールでした。
本番の来場者数はおよそ750人とのことで、大入りの公演でした。
お客様もとても楽しんでいるのが舞台からでもわかり、東混の長い活動の実績と、ファンの多さを改めて実感したのでした。

僕は無伴奏声楽アンサンブルの分野で、素晴らしい演奏が出来る団体を作りたいと思って色々と活動していますが、西日本に来てもこれだけお客様が聴きに来てくださることは本当に凄いことだと思いました。
自分の団体も、多くの人に愛される団体になれるように頑張ろう、と思いを新たにしたのでした。


今回、諸事情で二日目のリハーサルからの参加でしたが、二日目で本番のテンポで全曲通し演奏が出来るということは普段なかなか体験しないことなので「さすがプロ」と思いました。
(自分自身のスケジュールのせいですが、参加初日でいきなり通すの緊張した…)
しっかりと準備をしてリハーサルに臨むこと、当たり前のことではあるのですが、本番テンポで通せるくらい準備して臨むことって、なかなか出来ませんよね。
こういった、団員の方のプロとしての自覚やプライドを見習わなければ。

先週に引き続き、妻と一緒の職場で働くことが出来て、とても楽しく過ごすことが出来ました。
最後にちょっとしたオマケを(笑)

妻は先週の静岡公演の際、団から配布された新幹線チケットを無くし、再購入するはめになりました。
ちゃんと改札から切符を回収した後にしまいましょう、という話になり臨んだ今週の新幹線。
いざ座席に座ると、カッ!と目を見開いて固まる妻。
この人…まさか…

「ない!なんで!?なんで…?」

やらかしたか。

ショックで涙目になる妻に「しょうがない。お金はまた稼げばいいから、チケット買おうね」などと話しながら必死に荷物の中を探しますが見つかりません。
先週は在来線の改札に入ってすぐに無くしてしまいましたが、今週は新幹線の改札には入れたから着実に成長している。とか考えていると(笑)
妻が最後のあがきで座席の下を覗き込みました。
すると…

ありました。

ホッとして涙を流す彼女に良かったねと言いながら「どうやったら座席の真下に切符落ちるんだろう…?」と思ったのでした。
座った直後の座席の下に切符落ちてるかも、という発想もなかなか思いつくものじゃないですし、人間追い込まれるとすごいことを思いつくものですね。

毎日面白い経験をさせてもらえて、感謝です!

切符紛失?が発覚
切符発見の直後
です。
前者の妻の目の死に具合からの後者の表情の安心感のギャップが素晴らしい写真となりました。

AcappelLabo 〜音楽家 富本泰成のホームページ〜

音楽家 富本泰成のホームページです。 「声楽アンサンブルでの演奏活動」と「合唱を楽しむ人のためのボイストレーニング」 を中心に活動しています。

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